株式会社 心の体操協会

代表のご挨拶

戦後日本の高度成長期は、今の中国のように、製造業が経済の発展の牽引役でした。そこでは、生産現場での安全衛生の確立によって、働く人の健康を守っていくことが重要な時代でした。

今の日本は欧米の先進国のように、経済の第3次産業化が急速に進みました。そこで働く私たちの健康への関心は、身体的な労働災害から、心のケアへと変化していっています。

その具体的な施策の一つが、2015年12月から施行されたストレスチェック制度でした。社員の皆さんが毎年１回の健康診断を受けるように、それに心のチェックも加えよう。そして、メンタルで不調になる同僚が出ないような職場環境を作っていこう、というその趣旨に異論を挟む人はほとんどいないことでしょう。

一方で、その趣旨はわかるが具体的にどうしたら、各人のメンタル面を日常から職場でサポート出来るのか。具体策の話になると、とんとイメージが浮かばない、ということはないでしょうか。

介護の現場では、寝たきりになった方を介護士が抱きかかえて起こして差し上げる場面が、日常的に起こります。体の小さい介護士が、体の大きい寝たきりの方を起こそうとする際に、ちょっとした古武術のコツを応用すると、筋力に頼らずに立たせたり、起こしたり、ということが可能です。

実は私たちの心も、特定の身体と心のエクササイズによって、誰でも安定して楽な気持ちに持っていくことが出来ます。古武術の技が、えっこれだけのことで、こんなにも楽に体を起こせる、となるように、心の体操第1・第2は、同じことを私達の心身のバランスのところで実現するよう構成されています。

この簡単なエキササイズで一人でも多くの方が、溌剌として職務に取組んでいただけるようになり、一つでも多くの職場が強いチームワークで結ばれますよう、誠心誠意お手伝いさせていただきます。

代表取締役社長広瀬達也

取締役会長: 菰田實（元日刊工業新聞記者（経団連記者クラブ所属）、元TDK株式会社専務取締役）
顧問医師: 田中康雄（医学博士、医療法人丹誠会理事長、紫峰の森クリニック院長、精神保健指定医、日本医師会認定産業医）
ホームページ：http://shihounomori.com/
代表取締役社長: 広瀬達也（事業活動の中での意識開発に40年従事）